複数の内定が出たとき、何を基準に選べばいい?|年収だけで決めなかった方がいい理由
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2社から内定が出た。1社は今より年収が上がるが、面接で感じた雰囲気は正直まだ分からない。もう1社は年収は変わらないが、聞いた話では働き方が合いそうだった。
決める期限が迫っている。
結論
複数内定を比較するとき、年収だけで決めると後悔につながりやすいです。給与・働く時間・人間関係・仕事内容・今後身につく経験・今の希望条件という複数の軸で、それぞれの企業を同じ土俵で比較することが必要です。
複数内定を、年収だけで比較してはいけない理由
年収が上がっても、他の条件が悪化すれば「良い転職」とは言えない場合があるからです。
年収が上がる代わりに残業が増えたり、人間関係に不安が残ったりする場合、生活全体で見たときに今より満足度が下がることがあります。年収は比較しやすい分かりやすい指標ですが、それだけで決めると、入社後に「他の条件も確認すればよかった」となりやすい判断軸です。
内定を比較するとき、具体的に何を並べればいい?
企業ごとに並べて比較したいこと
- 給与(基本給・想定残業代込みか・昇給の見込み)
- 勤務時間(繁忙期の実態、持ち帰り仕事の有無)
- 人間関係(面接で感じた雰囲気、社員の口コミ・評判)
- 仕事内容(担当する業務、裁量の範囲)
- 今後身につく経験(3年後にどんな経験が積めそうか)
- 今の自分の希望条件との一致度(転職理由に対する解決度)
表にして並べると、「なんとなくA社がいい気がする」という感覚を、どの軸でそう感じているのかに分解できます。
面接で感じた「雰囲気」は、判断材料にしていい?
有効な判断材料になりますが、具体的な根拠とセットで使うことが大切です。
「雰囲気が良さそう」と感じた理由
→ 面接官の話し方が一方的でなかった?
→ 質問への回答が具体的だった?
→ 悪い面も含めて話してくれた?
「なんとなく良さそう」で終わらせず、何を見てそう感じたのかを言葉にできると、比較の精度が上がります。逆に、理由が説明できない「雰囲気の良さ」だけで決めるのは、判断材料としては弱くなります。
迷ったときに、優先順位をどう決めればいい?
今の転職理由に最も関係する軸を、最優先に置きます。
人間関係が理由で転職活動をしていた
→ 人間関係・社風の軸を最優先にする
給料が理由で転職活動をしていた
→ 給与の軸を最優先にしつつ、働く時間との兼ね合いも見る
成長できないことが理由で転職活動をしていた
→ 今後身につく経験の軸を最優先にする
すべての軸で一番の企業を選べるとは限りません。何かを優先すれば、何かは譲ることになります。今回の転職で「何を変えたかったのか」に立ち返ると、優先順位が整理しやすくなります。
2社の内定、どちらも良さそうに見えて、 自分では決めきれない。
今の転職理由に照らして自分に合う会社を選びたい、という相談も、 内定が出た今の段階から受けられます。
SONOSAKIではこう考える
内定先を選ぶ基準を、年収の高さだけに置かないようにしています。給与・働く時間・人間関係・仕事内容・今後身につく経験・本人の希望条件を並べたうえで、今回の転職で変えたかったことに対して、それぞれの内定先がどこまで応えているかを一緒に確認します。応募企業ごとに調べた情報と、本人の転職理由を照らし合わせることで、「なんとなく良さそう」を具体的な判断に変えていきます。
次に確認したいこと
→ 内定を承諾するかどうか迷っている場合も知りたい 内定を承諾するか迷っている人へ|決め手がないときの考え方
→ 給与だけで判断しないための考え方も知りたい 稼げる仕事に転職したい人へ|面接で伝えるべきこと
→ 人間関係がいい会社の見分け方も知りたい 人間関係がいい会社の見つけ方|求人票だけでは分からない7つの確認ポイント
→ 複数社の選考を同時に進めている場合の管理方法も知りたい 複数社の選考が同時に進んでいるとき、どう管理すればいい?
→ 配属先の人間関係をどこまで事前に確認できるかも知りたい 内定後、配属先の人間関係はどこまで事前に確認できる?|労働条件通知書で分かること・分からないこと
複数の内定で迷うのは、それだけ選択肢を増やせたということでもあります。どちらが自分の転職理由に合っているか、転職すると決めていない段階からの相談も含めて整理できます。