内定後、配属先の人間関係はどこまで事前に確認できる?|労働条件通知書で分かること・分からないこと
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内定が出た。配属先の部署名も聞いた。でも、そのチームの上司がどんな人なのか、雰囲気がどうなのかは、結局分からないまま入社日が近づいている。
書類には業務内容や勤務地は書いてあるのに、一番気になる人間関係については、どこにも書かれていない。
結論
労働条件通知書で保証されるのは就業場所・業務内容などの範囲までで、人間関係や職場の雰囲気は含まれません。ただし、内定後でも配属先の実態を確認する手段は残っており、直接聞きづらい場合はエージェント経由で確認を依頼することもできます。
内定後に渡される書類で、人間関係は分かる?
分かりません。
労働条件通知書は、労働基準法に基づき、会社が労働者に必ず明示しなければならない書類です。厚生労働省のリーフレットでは、必ず明示すべき事項として、就業場所・従事すべき業務の内容などが挙げられています。
労働契約を結ぶ際に明示しなければならない事項として、労働契約の期間、就業場所・従事すべき業務、始業・終業時刻、賃金、退職に関する事項などが定められています。人間関係や職場の雰囲気は、この明示事項には含まれません。
出典:厚生労働省「労働契約締結時の労働条件の明示」
つまり、配属先の「場所」と「仕事内容」は書面で保証される一方、「誰と、どんな雰囲気で働くか」は、法律上保証される情報の外にあります。書類を確認しただけでは分からなくて当然、ということです。
内定後でも確認できることはあるか
いくつか方法があります。
内定後に確認できる手段
→ 入社前に、配属先の上司やメンバーと話す機会を依頼する
→ オフィス見学・懇親会への参加を打診する
→ 配属先の部署が、内定承諾前の面談で話した部署と変わっていないか確認する
→ エージェント経由で、配属先の実態をヒアリングしてもらう
すべての企業が対応してくれるとは限りませんが、依頼すること自体は失礼にあたりません。入社後のミスマッチを防ぎたいという意図は、企業側にとっても自然な相談です。
内定後に「聞きにくい」と感じる場合、どうすればいいか
- 配属予定の部署の人数構成(年齢層・male/female比などではなく、何人のチームか)
- 配属先の上司と、面接で会った人物が同じかどうか
- 入社前に部署見学や懇親会への参加ができるか
- 試用期間中、配属が変更になる可能性があるか
内定を承諾した後に直接聞くと、「今さら条件を気にしているのか」と思われないか心配になることがあります。その場合は、人事担当者に直接ではなく、転職エージェントを利用していれば担当者経由で確認してもらうことも可能です。
確認しても分からない部分はどう判断するか
配属先の人間関係は、どれだけ事前に確認しても、完全には分かりません。
実際に働いてみないと分からない部分がある、という前提に立ったうえで、「事前に確認できる範囲は確認した」という状態を作っておくことが現実的です。多くの企業には試用期間があり、入社後に配属や業務内容について相談できる余地が残っていることも多いため、「合わなかったら終わり」ではなく、「合わなかった場合にどう動けるか」まで知っておくと、不安は小さくなります。
今回の内定先について、
配属先の実態をもう少し確認してから入社を決めたい。
そういう相談も、内定が出た今の段階からできます。
SONOSAKIではこう考える
内定が出た時点を「ゴール」として扱わないようにしています。配属先の仕事内容や評価制度、チームの雰囲気について、本人が聞きづらい部分はエージェント経由で確認を依頼できますし、確認した内容と本人の希望する働き方を照らし合わせて、入社を決めるか・条件面談でさらに確認すべきかを一緒に整理します。
次に確認したいこと
→ 人間関係や社風をエージェントに確認してもらう方法も知りたい 人間関係や社風の実態を、転職エージェントに確認してもらうことはできる?
→ 複数の内定が出た場合の比較基準も知りたい 複数の内定が出たとき、何を基準に選べばいい?|年収だけで決めなかった方がいい理由
→ 内定を承諾するか迷っている場合の判断軸も知りたい 内定をもらったのに、承諾するか迷う|何を基準に決めればいいか
→ そもそも人間関係がいい求人の探し方も確認したい 人間関係がいい求人はあるの?求人サイト・求人票から探す3つの手がかり
配属先の人間関係は、書類だけでは分かりません。聞きにくいと感じる場合、内定が出た今の段階からでも、確認の仕方を一緒に整理できます。