転職エージェントには、転職を決めていなくても相談していい?「情報収集だけ」は迷惑?
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今の会社を辞めると決めたわけじゃない。ただ、今の給料や働き方が、世間的にどうなのかは知りたい。
転職サイトを見ていると「転職エージェントに相談」という案内が出てくるけれど、本気で転職する気がないのに申し込んだら、担当者に迷惑なんじゃないか。そう思って、ブラウザを閉じてしまう。
結論
転職を決めていない段階で相談しても問題ありません。転職エージェントの利用は求職者にとって原則無料で、紹介された求人に応募する義務もありません。「情報収集だけ」という目的も、最初に伝えてしまえば珍しいことではなく、相談した結果「今は動かない」と決めても構いません。
転職を決めていなくても相談していい?
問題ありません。
転職エージェントは、求人者(企業)側から支払われる成功報酬で運営されており、職業安定法では、一部の専門職を除いて求職者から手数料を徴収することが禁止されています。つまり、相談する段階で「まだ転職するか分からない」状態であっても、求職者側に金銭的な負担は発生しません。
有料職業紹介事業者であっても、職業安定法第32条の11に規定する一部の専門職(芸能家、モデル、科学技術者、経営管理者、熟練技能者など)を除き、求職者から手数料を徴収することは禁止されています。
出典:厚生労働省「職業紹介事業の概要」
紹介された求人への応募も、本人の意思に基づくものです。「相談したら、その流れで応募しなければならない」という仕組みにはなっていません。
「情報収集だけ」は、本当にエージェント側の迷惑にならない?
迷惑にはなりません。
エージェント側から見た「情報収集段階の相談」
→ 今すぐ転職しなくても、半年後・1年後の候補者になる可能性がある
→ 求職者がどんな条件・不安を持っているかを知る機会になる
→ 「今は動かない」という判断も、立派な相談結果の一つ
迷惑になりやすいケース
→ 日程調整をした面談に連絡なく現れない
→ 「話を聞くだけ」のつもりが、条件や状況を一切共有しない
迷惑かどうかの分かれ目は「転職を決めているかどうか」ではなく、「約束した連絡や日程を守るか」「最低限の状況を共有するか」です。転職を決めていないこと自体は、最初に伝えておけば問題になりません。
情報収集目的で相談するとき、何を伝えればいい?
- 「今は転職を決めていない、情報収集の段階」だと最初に伝える
- 知りたいことを具体的に伝える(年収相場、今の業界・職種の求人動向、自分の経験がどう評価されるか など)
- 連絡の頻度・方法で負担に感じることがあれば、その場で伝えてよい(「しばらく求人紹介は不要です」も可)
最初の一言で状況を共有しておくと、担当者も「今すぐ転職を勧める」前提ではなく、「情報提供と状況整理」を目的とした対応に切り替えやすくなります。遠慮して話さないより、先に伝えてしまったほうが、お互いにとって話しやすくなります。
相談した結果、やっぱり今は転職しないと決めてもいい?
もちろん構いません。
相談は「転職する」という結論に進むための手続きではなく、今の状況を整理するための手段の一つです。話した結果、「今の会社に残る」「部署異動を相談してみる」という判断になることも、普通にあります。
今すぐ転職するかは決めていないけれど、
このまま働き続けるべきか、自分の場合を整理したい。
そういう段階からでも相談できます。
SONOSAKIではこう考える
「転職する気があるかどうか」を相談の入り口にしないようにしています。今の仕事に違和感がある、という段階から話を聞き、今の会社で変えられることがあるのか、環境を変えたほうがいいのかを一緒に整理します。その結果として、求人紹介が必要になれば応募企業ごとの選考対策まで対応しますが、「相談した以上は転職しなければならない」という前提では進めません。
次に確認したいこと
→ 転職エージェントの選び方・複数登録の基準も知りたい 転職エージェントの選び方に迷ったら|複数登録すべき理由と、合わない担当者への対処法
→ そもそもエージェントを使うべきか、自分で探すべきか迷っている 転職エージェントを使わない転職活動との違い|自分で探す場合と、どちらが向いているか
→ 不満があるわけではないのに転職したいと感じる理由も知りたい 会社に不満はないのに転職したいと感じるのはなぜ?よくある4つの背景
転職を決めていないことは、相談しない理由にはなりません。今の働き方に違和感がある、という段階からでも話せます。