職務経歴書、同じものを何社にも送っていませんか?企業ごとに変える調整のやり方
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5社目に送る職務経歴書を開いた。
1社目に送ったものと、ほとんど同じ内容になっている。
「使い回しだと気づかれるのではないか」という不安がよぎるが、かといって毎回一から書き直す時間もない。
結論
職務経歴書の骨格(職歴の事実、実績の数字そのもの)を毎回作り直す必要はありません。変えるべきは「どの経験を、どの順番で、どう強調するか」という見せ方だけです。骨格は共通、見せ方は企業ごと、と切り分けると、大幅な書き直しなしで対応できます。
「変えなくていい部分」「変えるべき部分」
職務経歴書は、大きく2つの要素でできています。
幹(共通でいい部分)
・職歴の事実(在籍期間、担当業務、役職)
・実績の数字そのもの(売上、対応件数、改善率など)
枝葉(企業ごとに変える部分)
・どの実績を冒頭に置くか
・どの経験を詳しく書き、どれを簡潔にするか
・使う言葉(専門用語のままか、一般的な言葉に言い換えるか)
事実そのものを企業ごとに変える必要はありません。変わるのは、その事実の「見せ方」です。
Before/After ─ 接客経験を人事事務の求人に合わせる場合
たとえば、接客業の経験がある人が、人事・総務事務の求人(求める人物像:正確さ、複数人との調整力)に応募する場面で考えてみます。
Before(使い回し)
職務内容
・接客業務全般
・クレーム対応
・後輩指導
・シフト作成補助
実績が並んでいるだけで、応募先が何を評価するかに関係なく同じ書き方になっています。
After(企業ごとに調整)
職務内容
・シフト作成補助
→ 月20名分のシフトを、希望と店舗の必要人数を
調整しながら作成(スケジュール管理・複数人調整の実績として先頭に)
・クレーム対応
→ 状況整理→社内共有→再発防止策の提案までを一貫して担当
(正確な状況把握・調整力の実績として記載)
・後輩指導
→ 新人5名の教育マニュアルを整備し、独り立ちまでの期間を短縮
同じ経験でも、応募先が求める「正確さ」「調整力」に接続する書き方に変えると、伝わり方が大きく変わります。
自分の経験のどこを前に出せばいいか、 一人で判断するのは難しいことがあります。
これまでの職務内容と、応募したい求人を話してもらえれば、 一緒に整理します。
調整の前提になるのは、応募先の情報
見せ方を変えるには、その企業が何を求めているかを先に把握しておく必要があります。求人票の「求める人物像」や、企業研究で分かった情報と、自分の経験の接点を見つけることが出発点です。
未経験の職種に応募する場合も同じです。経験がそのまま一致しなくても、「接客経験→要望を聞く力・クレーム対応・提案力」のように、業務を要素に分解すると、接続できる経験が見つかることがあります。
SONOSAKIではこう考える
職務経歴書の使い回しをやめる、というのは、全部を書き直すという意味ではありません。応募企業ごとに仕事内容・求める人物像を確認し、本人の経験のどの部分をどう見せるかを整理する。これがSONOSAKIが企業別の選考対策として行っていることです。骨格を変えずに見せ方だけを調整する視点は、時間をかけずに書類の説得力を上げる方法でもあります。
次に確認したいこと
→ 応募先企業の情報の集め方を知りたい 転職の企業研究、何をどこまで調べればいい?
→ 志望動機も企業ごとに変えたい 志望動機はコピペでいい?企業ごとに変えるべき理由と、変えなくていい部分の見分け方
→ 面接での伝え方も企業ごとに変えたい 面接の「なぜこの会社ですか」、テンプレ回答で乗り切っていませんか?
→ 転職回数が多い場合の職務経歴書の書き方を知りたい 転職回数が多いときの職務経歴書の書き方
自分の経験をどう見せればこの会社に伝わるか、一人で判断がつかないときは、職務内容と応募先を話してもらえれば一緒に整理します。