未経験転職が不安な人へ|失敗しないために確認したい6つのこと
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「未経験でも転職できるのだろうか」
今の仕事を続けることへの違和感や、将来への不安から、まったく別の職種や業種への転職を考えている人がいます。しかし、経験がないまま動き出すことへの不安から、一歩を踏み出せずにいる人も少なくありません。
未経験転職は確かにハードルが高い部分があります。ただし、「未経験だから無理」と決めつける前に確認したいことがあります。
この記事では、未経験転職への不安を整理し、失敗しないために確認したい6つのポイントを解説します。
未経験転職が不安になる理由
未経験転職への不安は、主に次のような形で現れます。
- 経験がないと書類選考で落とされるのではないか
- 入社できても仕事についていけないのではないか
- 年収が大きく下がるのではないか
- 転職した後に「向いていない」と気づいたら、また転職することになる
これらの不安は、いずれも「情報が少ないことで大きくなっている部分」があります。
「未経験だからどこにも採用されない」は必ずしも正しくありません。業種・職種・時期によって、未経験を積極的に採用している会社は存在します。ただし、「どんな会社でも未経験を歓迎している」わけでもなく、条件を整理せずに動くと空振りが続くことがあります。
転職が怖いのは普通です|不安を整理するための4つの視点でも解説していますが、転職への不安は「何が怖いのか」を具体的にすることで、対処できる部分と対処できない部分が見えてきます。
未経験転職の実態
厚生労働省の「雇用動向調査」や「若年者雇用実態調査」では、転職者の一定割合が異なる職種・業種への転職を経験していることが示されています。未経験転職は特別なことではなく、多くの人が経験していることです。
ただし、未経験転職の難易度は次の条件によって大きく変わります。
- 年齢(若いほど未経験でも採用されやすい傾向がある)
- 職種・業種(未経験採用が多い領域と少ない領域がある)
- 転職先に活かせる既存のスキルや経験があるか
- ポータブルスキル(コミュニケーション力、問題解決力など)があるか
「未経験だから難しい」ではなく、「どんな条件なら未経験でも採用されやすいか」を確認することが出発点です。
失敗しないために確認したい6つのこと
1.未経験でも応募できる求人が実際に存在するか確認する
転職を決める前に、まず求人票を実際に確認してみることをおすすめします。
「未経験歓迎」「異業種からの転職歓迎」という表記が含まれている求人は、特定の職種・業種で存在します。
求人票を見ることで次のことが分かります。
- 自分が目指している職種に未経験採用の枠があるか
- 未経験可の求人がどのような条件・待遇か
- 実際にどんな経験が「未経験でも応募可」の条件に含まれているか
情報を集めた上で動くかどうかを判断することが、失敗を減らす第一歩です。
2.転職理由を具体的に整理する
「今の仕事が合わないから」という理由だけでは、未経験転職の面接では評価されにくくなります。
面接では、次のような説明ができるかどうかが重要です。
- なぜ今の職種・業種を離れたいのか
- なぜ未経験でもその職種・業種を選んだのか
- 未経験から始めることで生じる「最初の壁」をどう乗り越えようと考えているか
「逃げ」の転職と受け取られないよう、今の経験から新しい仕事への繋がりを言語化できると、面接での印象が変わります。
転職を繰り返す人の特徴とは?また失敗しないために考えたい5つのことでも解説していますが、転職理由を「何が嫌だったか」から「次で何を変えたいか」に変換することが大切です。
3.入社後に成長できる環境があるかを確認する
未経験で採用してもらえても、入社後に放置されて自力で覚えるしかない環境では、定着が難しくなります。
採用してくれることと、育ててくれることは別の話です。面接では次のような点を確認してください。
- 入社後の研修・OJT制度はどうなっているか
- 未経験入社した人が実際に定着しているか
- 一人前になるまでの期間の目安を説明してもらえるか
- 先輩社員に質問・相談しやすい雰囲気があるか
人間関係がいい会社の見つけ方では、面接で職場の実態を確認するための質問例を紹介しています。
4.「未経験歓迎」の理由を確認する
未経験を積極的に採用している会社には、いくつかの背景があります。
- 人材が不足しており、未経験からでも育てる体制がある
- 業務がシンプルで覚えやすく、未経験でも短期間で即戦力になれる
- 固定費を抑えるために経験者より未経験者を採用している
どれが理由かによって、入社後の働きやすさは大きく変わります。「なぜ未経験でも採用したいのか」を面接で確認することが大切です。答えが曖昧な場合は、採用の実態が把握できていない可能性があります。
5.今の職場でできることを先に試す
未経験転職を考えているとき、「今の会社の中でできることを先に試したか」を確認することも大切です。
たとえば、「営業職からマーケティング職へ転職したい」と思っている場合、今の会社の中でマーケティング業務に関われる可能性がないかを確認することで、未経験転職のリスクを下げられることがあります。
社内での異動・担当変更・副業などを試してから判断することで、「やってみたら思っていたのと違った」という失敗を減らせます。
仕事を辞めたいほどじゃないけどつらいと感じる人へでは、社内での改善可能性を確認する方法を解説しています。
6.会社の文化・評価・人間関係・環境を確認する
未経験転職で失敗するケースの多くは、「仕事内容についていけなかった」よりも「職場の雰囲気が合わなかった」「評価されなかった」「孤立した」という理由が多くあります。
未経験で入社する場合は特に、次の4つの観点から入社先を確認することが重要です。
- 文化(Culture):失敗に対して一緒に考える文化か、責める文化か。新しいことへの挑戦を歓迎するか
- 評価(Assessment):成果が出るまでのプロセスも評価されるか。未経験からの成長を認める仕組みがあるか
- 人間関係(Relationship):困ったときに相談しやすい環境か。メンターや先輩のサポートがあるか
- 環境(Environment):学習や練習のための時間・余裕があるか。残業が多すぎて疲弊しない環境か
自分に合う会社がわからない人へでは、この4つを使った会社選びの方法を詳しく解説しています。
未経験転職を考えるなら
未経験転職を決める前に、次の問いに答えてみてください。
- 未経験でも採用している求人が実際に存在するか確認したか
- 入社後に成長できる環境があるかを面接で確認できるか
- 今の職場でできることをすべて試したか
- なぜその職種・業種を選ぼうとしているのかを説明できるか
AI時代のキャリアを考えるなら、AI時代に今の仕事を続けて大丈夫?転職より先に考えたい3つのことも参考にしてください。職種を変えること以上に、どんな環境で働くかが長期的には重要です。
また、20代での転職を考えている方は20代で転職するべき?後悔しないために考えたい5つのポイント、第二新卒としての転職を考えている方は第二新卒の転職は有利?企業が期待していることを解説もあわせて参考にしてください。
まとめ
未経験転職は、「不可能」でも「誰でも簡単にできる」でもありません。
失敗しないために確認したい6つのポイントは次のとおりです。
- 未経験でも応募できる求人が実際に存在するか確認する
- 転職理由を具体的に整理する
- 入社後に成長できる環境があるかを確認する
- 「未経験歓迎」の理由を面接で確認する
- 今の職場でできることを先に試す
- 会社の文化・評価・人間関係・環境を確認する
未経験転職で後悔しないためには、「採用してもらえるか」だけでなく、「入社後に長く働き続けられる環境かどうか」を合わせて確認することが大切です。
30代以降で未経験に挑戦する場合は、年齢への不安も重なりやすくなります。その場合は30代・未経験、両方の不安が重なったときの転職の考え方も参考にしてください。自分の職種がどれくらい転職に有利かを確認したい場合は、職種によって転職のしやすさは違う?「ポータブルスキル」で考える転職可能性もご覧ください。
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