職種によって転職のしやすさは違う?「ポータブルスキル」で考える転職可能性
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同期が、営業職から他業界の企画職へ転職した。
思っていたよりずっとすんなり決まったらしい。
自分の職種で同じことができるのか、正直、想像がつかない。
結論
転職のしやすさは、職種名そのものより、その職種の中でどれだけ「ポータブルスキル」(業界・職種が変わっても使えるスキル)を培ってきたかで大きく変わります。専門性の高い職種ほど、「専門を活かす転職」と「専門を離れる転職」とで難易度が大きく変わる、という二面性もあります。
「転職しやすい職種」と言われるものの共通点
事務職・企画職・営業職などは、比較的転職しやすい職種として語られることがあります。理由は、これらの職種で培われるスキル——調整力、資料作成、数字の管理、対人対応——が、業界を問わず必要とされることが多いためです。これがいわゆる「ポータブルスキル」です。
つまり「転職しやすい職種」とは、職種名自体に魔法があるわけではなく、業界に依存しない汎用的なスキルの比率が高い職種、と言い換えられます。
専門職は転職しにくいのか
専門性の高い職種(技術職、専門商社の営業、特定業界に特化した職種など)は、一律に転職しにくいわけではありません。ここには二面性があります。
- 専門を活かす転職(同じ専門性が求められる別の企業・業界):むしろ有利になりやすい
- 専門を離れる転職(まったく異なる業界・職種への転換):専門性が評価されにくく、難易度が上がりやすい
同じ人でも、どちらの転職を選ぶかによって、市場での見られ方はまったく変わります。「自分の職種は転職しにくい」と決めつける前に、どちらの転職を目指しているのかを分けて考える必要があります。
自分の職種・経験が、 実際どの程度転職市場で評価されるのか、 一人で判断するのは難しいことがあります。
まだ転職を決めていなくても、 今の経験を一緒に整理することはできます。
自分の仕事を分解してみる
自分の仕事を、ポータブルスキルと専門スキルに分けて書き出してみると、転職可能性が見えやすくなります。
今の仕事内容
↓
業界・職種が変わっても使えそうな部分(調整・管理・対人対応など)
↓
その業界・職種でしか使えなそうな専門知識・技術
異業種転職を考えている場合、ポータブルスキルの部分をどう言語化して伝えるかが鍵になります。具体的な伝え方は異業種に転職しても、今の経験は評価される?|「同じ仕事」ではなく「使える部分」で伝える方法で解説しています。
SONOSAKIではこう考える
職種名だけで転職可能性を判断することはしません。同じ職種でも、どんな業務にどれだけの比重を置いてきたかによって、ポータブルスキルの厚みは人それぞれ異なります。SONOSAKIでは、応募を検討している企業がどんなスキルを求めているかを調べたうえで、あなたの経験の中からどの部分がそこに接続するかを一緒に整理します。
次に確認したいこと
→ 異業種への転職で、経験の伝え方に悩んでいる 異業種に転職しても、今の経験は評価される?|「同じ仕事」ではなく「使える部分」で伝える方法
→ 未経験転職そのものへの不安を整理したい 未経験転職が不安な人へ|失敗しないために確認したい6つのこと
→ 業界による給与の違いも確認したい 業界によって給料はどれくらい違う?転職前に確認したい「給与の伸びしろ」の見方|厚労省データで比較
→ 30代で未経験の分野に挑戦したい場合の考え方も知りたい 30代・未経験、両方の不安が重なったときの転職の考え方
自分の仕事のどの部分がポータブルスキルにあたるのかは、一人で棚卸しするより、応募先の求める人物像と照らし合わせながら整理する方が具体的に見えてきます。転職すると決めていない段階でも構いません。