求人票の「求める人物像」、どう読み解けばいい?|抽象的な言葉の裏にある本音の見分け方
コラム一覧へ戻る求人票の「求める人物像」、どう読み解けばいい?|抽象的な言葉の裏にある本音の見分け方
求人票の「求める人物像」欄を、もう何度も読み返している。
「コミュニケーション能力の高い方」「主体的に行動できる方」
どの会社の求人票にも書いてありそうな言葉ばかりで、結局この会社が本当は何を求めているのか、つかめない。
結論
求人票の「求める人物像」は抽象的な言葉で書かれていることがほとんどです。ただし、仕事内容欄・応募条件・企業の採用ページやニュースと組み合わせて読むと、その言葉が指している具体的な中身が見えてきます。抽象的な言葉をそのまま鵜呑みにせず、他の情報と照らし合わせることが必要です。
なぜ「求める人物像」は抽象的な言葉ばかりなのか
これは書いている企業側にも事情があります。応募のハードルを上げすぎないよう、あえて幅広い言葉を使っていることが多いためです。また、現場の担当者が「こういう人が欲しい」と感じていても、それを採用担当者が言語化しきれず、無難な言葉に落ち着いてしまうこともあります。
つまり、抽象的な言葉が並んでいること自体は、その企業に個性がないという意味ではありません。読み解く側が、言葉の裏にある具体的な中身を推測する必要がある、というだけのことです。
抽象的な言葉を具体化する3つの手がかり
- 仕事内容欄に書かれている具体的な業務内容(「主体的に」が指しているのは、実際どんな場面での主体性か)
- 必須条件と歓迎条件の違い(何が絶対条件で、何がプラス評価なのか、優先順位が分かる)
- 企業の採用ページやニュースリリース(今どんな課題に取り組んでいて、どんな人手を必要としているか)
たとえば「コミュニケーション能力の高い方」という言葉も、営業職の求人であれば「初対面の相手と関係を築く力」を指すことが多く、社内調整が多い職種であれば「異なる部署の意見をまとめる力」を指すことが多くなります。同じ言葉でも、仕事内容によって中身は変わります。
この求人票の「求める人物像」が、 実際どんな経験を指しているのか、 一人で読み解くのは難しいことがあります。
気になっている求人があれば、 一緒に読み解くこともできます。
読み解いた後にすること
言葉の裏にある具体的な中身が見えてきたら、次はそれと自分の経験を照らし合わせる番です。「主体的に行動できる方」の中身が「指示を待たずに業務改善を提案できること」だと分かれば、自分の過去の経験の中から、それに当てはまる場面を探せます。
この作業を先にやってから職務経歴書や志望動機を書くと、抽象的な言葉に対して抽象的な自己PRを返すのではなく、具体的な経験で応えることができます。志望動機の組み立て方は志望動機はコピペでいい?企業ごとに変えるべき理由と、変えなくていい部分の見分け方で詳しく解説しています。
SONOSAKIではこう考える
求人票の「求める人物像」を、そのまま自己PRのキーワードとして拾うだけの使い方はしません。SONOSAKIでは、応募企業の仕事内容・採用の背景・企業文化まで調べたうえで、その企業が本当に必要としている経験や強みを具体的に整理し、あなたの経験のどこがそこに接続するのかを一緒に確認します。
次に確認したいこと
→ 志望動機を企業ごとにどう変えるか知りたい 志望動機はコピペでいい?企業ごとに変えるべき理由と、変えなくていい部分の見分け方
→ 書類選考がなかなか通らない原因を確認したい 転職の書類選考がなかなか通らない人へ|「経歴」より先に見直したい3つのズレ
→ 面接での「なぜこの会社ですか」の答え方も知りたい 面接の「なぜこの会社ですか」、テンプレ回答で乗り切っていませんか?企業ごとに変える伝え方
→ 面接の逆質問で、企業の実態を確認する方法を知りたい 面接の逆質問で「求人票では分からない実態」を見抜く方法|転職を繰り返さないための質問リスト
→ 求人票の先、企業研究のやり方も知りたい 転職の企業研究、何をどこまで調べればいい?|応募前に確認する4つの情報源
求人票の言葉だけを見ていても、その企業が本当に何を求めているかは分かりにくいものです。気になっている求人票を見せてもらえれば、言葉の裏にある中身と、あなたの経験との接点を一緒に整理します。転職すると決めていない段階でも構いません。