転職を考えるタイミングっていつ?決めきれない人のための整理法
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転職を考えてはいるけれど、「今がそのタイミングなのか」「もう少し続けてみてから考えた方がいいのか」と迷い続けている人は少なくありません。
「いつかいいタイミングで転職しよう」と思い続けていると、気づけば何年も経っていた、ということが起こります。転職のタイミングに明確な正解はありませんが、整理せずに後回しにしていると、動けるうちに動ける選択肢が狭まることがあります。
この記事では、転職を考えるきっかけになりやすい状況と、タイミングを判断するための整理法を解説します。
「いつかのタイミング」は来にくい
転職を考えながらも決めきれない人に共通するのは、「今は忙しいから落ち着いたら」「もう少し経験を積んでから」「次の評価が終わったら考えよう」という先送りのパターンです。
しかし、「落ち着いたら」は多くの場合、来ません。今の忙しさが落ち着いた頃には、次の繁忙期が始まり、評価が終わった頃には次の評価サイクルが始まります。転職しなかった結果として年齢が上がり、「今更転職しにくい」という感覚が強くなっていくことがあります。
転職を考えているなら、「今が完全に整ったタイミングでないと動かない」という状態から抜け出すことが最初のステップです。転職活動を始めることと、今の会社を辞めることは別です。在職中に情報を集め、選択肢を確認することができます。
「このままでいいのかな」と仕事に不安を感じたときの考え方でも整理していますが、焦って動く必要はないが、後回しにし続けることも選択肢を狭めます。
転職を考えるきっかけになりやすい5つの状況
転職を考え始めるきっかけは人によって違いますが、よく聞くのは次の5つの状況です。
1. 人間関係が改善しない
上司との相性が合わない、職場の雰囲気が重い、チームの人間関係に消耗し続けている——こうした状態が半年以上続いていて、改善の見込みが感じられない場合は、環境を変えることを具体的に考えるタイミングです。
上司と合わないのは甘え?辞める前に確認したい6つのことでは、上司との関係の問題が職場全体の問題なのか個人の問題なのかを整理する方法を解説しています。部署異動などで解決できる可能性を確認してからでも遅くありません。
2. 評価・報酬への不満が続く
頑張っているのに評価されない、評価の基準が不透明、努力が給与に反映されないという状態が長期間続いている場合も、転職を考えるきっかけになります。
評価されない会社の特徴とは?頑張っても報われない職場の共通点でも解説していますが、評価制度の問題は個人の努力では解決しにくいことが多く、環境を変えることで解消されるケースがあります。
3. 仕事への楽しさが長期間感じられない
仕事が楽しくない状態が続いている、仕事への意欲が長期間低いままという場合も、転職を考えるきっかけになります。
仕事が楽しくないと感じたら考えたい3つの視点でも解説していますが、業務内容・裁量・人間関係のどこに原因があるかを整理することが、転職すべきかどうかを判断する材料になります。
4. 心身への影響が出始めている
毎朝会社に行くのがつらい、休日も仕事のことが頭から離れない、眠れない日が続いているという状態は、今の環境が負担になっているサインです。
会社に行くのがつらい朝|無理に気合いを入れなくていい理由でも解説していますが、心身への影響が出始めている場合は、早めに状況を整理することが大切です。「我慢すれば乗り越えられる」という状態が続く中で、ある時点で限界になるケースがあります。
5. 同じ失敗を繰り返している
転職を繰り返してきたが、どの職場でも同じような問題にぶつかる——そういう場合は、タイミングよりも、転職先を選ぶ軸を整理することが先決です。転職を繰り返す人の特徴とは?また失敗しないために考えたい5つのことでは、転職を繰り返すパターンとその対処法を解説しています。
転職を急ぐ必要がある場合・ない場合
転職のタイミングは一律に決まりませんが、次のような整理が参考になります。
急いで検討した方がよい場合
- 心身への影響(不眠・食欲不振・動悸など)が出ている
- ハラスメントが続いており、社内で解決の見込みがない
- 会社の経営状況が不安定で、突然の状況変化が予想される
- 毎日の出勤が精神的に大きな負担になっている
こうした状況では、「いつかのタイミング」を待つ余裕がない場合があります。
慌てず情報収集から始めてよい場合
- 今の職場に不満はあるが、心身への影響はまだ出ていない
- 転職を考えているが、次の職場の軸が整理できていない
- 今の会社の中でできることをまだ試していない
- 転職回数が多く、今度こそ慎重に選びたい
こうした場合は、焦って転職することより、軸を整理しながら情報を集めることが大切です。
決めるための3つの整理ポイント
転職するかどうかを決めきれない場合、次の3つを整理することが助けになります。
1. 半年後も同じ状態が続いたら、どうしたいか
今の状況が半年後も変わらないとしたら、自分はどうしていたいかを想像してみてください。「それでも続けられる」と感じるか、「半年後も同じならやめている」と感じるかによって、行動の優先度が変わります。仕事を辞めたいほどじゃないけどつらいと感じる人へでも、このような問いかけが整理のきっかけになることを解説しています。
2. 次の職場で何を一番変えたいか
人間関係・評価・仕事内容・働き方・給与のうち、「これだけは変えたい」という条件を一つ具体的にします。軸が一つ決まるだけで、次の職場を選ぶ基準ができます。自分に合う会社がわからない人へでは、次の職場に求める条件を整理するための4つの軸を解説しています。
3. 今の会社で試せていないことがあるか
部署異動・担当変更・上司への相談など、今の会社の中で変えられることをまだ試していない場合は、転職を決める前に試してみることをおすすめします。試した上で改善しなければ、転職の決断にも迷いが少なくなります。
転職を決めていなくてもできること
転職するかどうかを決めていなくても、今から始められることがあります。
求人を見る
転職活動を本格的に始めなくても、求人を見ることはできます。他社の給与水準・働き方・職場環境を知ることで、今の会社との比較ができ、「今の会社が意外と良い」または「外にもっと合う環境がある」という判断材料になります。
次の職場に求める条件を書き出す
転職した場合、次の職場で必ず満たしたい条件と、あれば嬉しい条件を書き出してみてください。漠然と「良い会社に行きたい」という状態よりも、選択の軸が具体的になります。
転職活動のリスクを事前に確認する
転職回数が多くて不安がある方は、転職回数が多いと不利?企業が本当に見ているポイントを解説で、採用担当者が実際に見ているポイントを確認してみてください。転職が怖いと感じている方は、転職が怖いのは普通ですも参考にしてください。次の職場でブラック企業を選ばないためには、ブラック企業の見分け方|求人票では分からない7つのサインもあわせて参考にしてください。
まとめ
転職するタイミングに明確な正解はありませんが、「いつかのタイミングで」と待ち続けていると、選択肢が狭まることがあります。
次の3点を整理することが、決めきれない状態から抜け出す出発点になります。
- 半年後も同じ状態が続いたら、どうしたいか
- 次の職場で何を一番変えたいか
- 今の会社で試せていないことがあるか
転職を決めていない段階でも、求人を見たり、条件を書き出したりすることはできます。次の職場で変えたい条件を整理したい方は、サイト内のLINE相談ボタンからご連絡ください。