仕事を任されるのは、期待されているから?それとも断らないだけだから?|「便利な人」で終わらないための見分け方
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また、頼まれた。
「あなたなら安心して任せられるから」
そう言われると、悪い気はしない。
でも、任される仕事は増える一方で、給料も評価も変わらない。
ふと思う。これは期待されているのか、それとも断らないから頼みやすいだけなのか。
結論
「期待されているから任される」のと「断らないから頼まれる」のは、依頼する側の中でもはっきり分かれていないことがあります。見分けるべきは相手の気持ちではなく、任された仕事がその後どう扱われているかという事実です。
頼む側は、たいてい悪気がない
仕事を頼む側の多くは、「この人になら任せられる」というポジティブな気持ちで依頼しています。相手を利用しようとして頼んでいるわけではありません。
問題は、頼まれる側が「本当は今でも手一杯」と感じていても、それが伝わっていないことです。
頼む側は「快く引き受けてくれている」と思い、頼まれる側は「断ったら悪いから」と受け続ける。この認識のズレが続くと、頼まれる側にだけ負荷が積み重なっていきます。
期待と都合、2つを分ける質問
次の3つを確認すると、どちらに近いかが見えてきます。
- 任された仕事は、その後の評価面談や昇給の話で触れられたことがあるか
- 断ったことが一度でもあり、それでも次の依頼は変わらず来ているか
- 同じ仕事を、他の人に振るという選択肢を、相手は検討した形跡があるか
期待されている場合、任された仕事はいずれ評価や役割の変化として返ってくることが多くあります。都合で頼まれているだけの場合、仕事は増え続けても、評価や役割にはほとんど変化が起きません。
増えているもの、変わらないもの
【積み重なっているもの】
- 頼まれる仕事の数 ↑
- 対応できる範囲への信頼 ↑
- こなす時間 ↑
【変わっていないもの】
- 給与
- 役職
- 評価面談での言及
もしこの状態があと1年続いたとして、増えているものと変わらないもの、どちらが自分にとって大事ですか。
「断ったら嫌われる」は、たいてい思い込み
断れない理由の多くは、「断ったら関係が悪くなる」という不安です。
しかし、実際に一度断ってみると、多くの場合、相手はそれほど気にしていません。頼みやすい人が一人減っただけで、他の人に振るか、自分でやるかのどちらかです。
一度も断ったことがないなら、そもそも「断ったらどうなるか」を確かめたことがない、ということでもあります。
今日、試せること
次に何かを頼まれたとき、即答で引き受ける前に、一度だけこう聞き返してみてください。
「今の業務量だと難しいかもしれません。優先順位をつけるとしたら、どれを先にすればいいですか」
これは断る言葉ではなく、相手に選ばせる言葉です。この一言に対する相手の反応が、期待からの依頼か、都合による依頼かを見分ける手がかりになります。
任される仕事は増えているのに、評価は変わらない。
それが「期待されている」からなのか、 「断らないから頼まれている」だけなのか、 自分では判断がつかないこともあります。
今の状況を話しながら、一緒に整理できます。
見分けがついた後にできること
期待されていると分かった場合
評価や役割にまだ反映されていないなら、それは伝え方や評価のタイミングの問題かもしれません。上司に、今任されている仕事の範囲を伝えた上で、評価にどう反映されるかを確認してみてください。
都合で頼まれていると分かった場合
一度、依頼を断る、または期限や範囲を交渉してみてください。それでも状況が変わらないなら、個人の対応では変えにくい、会社側の構造の問題である可能性があります。
SONOSAKIではこう考える
SONOSAKIは、「頼られること」と「都合よく使われること」を同じものとして扱いません。
前者は、いずれ役割や評価として返ってくるものです。後者は、本人が声を上げない限り、ずっと同じ状態が続きます。
今の状態がどちらに近いのか、そしてこのまま今の会社にいるべきか、環境を変えるべきか。今の仕事の任され方を聞きながら、一緒に整理します。
次に確認したいこと
→ そもそも残業や仕事量の負担が限界に近い 定時で帰りたいのに、なぜか帰れない|「みんな残業したい」は思い込みかもしれません
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→ 頑張っても変わらないと分かってから、気力そのものが湧かなくなった 頑張っても変わらないと気づいてから、働く気力がなくなった|甘えではなく「使い果たした」サイン
自分の場合、期待からの依頼なのか都合で頼まれているだけなのか、一人では判断しづらいこともあると思います。今の仕事の任され方や状況をLINEで聞かせてください。今の会社で伝え方を変える、異動する、転職する、どの選択肢も対等に整理したうえで、必要であれば求人のご紹介もできます。