事務職はAIでなくなる?これから減る仕事・残りやすい仕事の違い
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AIによって事務職そのものが一律になくなるとは言えません。一方で、入力・転記・定型的な文書作成など、自動化しやすい業務の比重は変わる可能性があります。重要なのは職種名ではなく、自分が担当している仕事をタスク単位で見ることです。
事務職はなくなるのか、タスク単位で見る
「事務職」という一つの職種の中には、性質の異なる複数のタスクが混在しています。厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」では、一般事務員の仕事内容として、書類作成、数量・金額の集計、書類の点検・管理、メール対応、請求書の作成・管理、各種台帳の管理、データ入力などが挙げられています。
出典:厚生労働省 職業情報提供サイト「job tag」
このうち、手順があらかじめ決まっている作業と、状況に応じた判断や調整が必要な作業とでは、AIによる影響の受け方がまったく異なります。
変化しやすいタスク/変化しにくいタスク
変化しやすいタスク
- 入力・転記(決まった項目をシステムに打ち込む作業)
- 定型的な文書作成(フォーマットが決まった書類・案内文)
- 集計・計算(決まった計算式に基づく数値処理)
- 定型的な問い合わせ対応(よくある質問への同じ回答の繰り返し)
変化しにくいタスク
- 例外対応・判断が必要な業務(イレギュラーな案件の処理)
- 社内外との調整(関係者間の意見をすり合わせる仕事)
- 相手の状況に応じた対人対応(クレームや微妙な依頼への対応)
- 責任を伴う最終確認(ミスがあった場合に人が責任を持つ判断)
「事務職だから不安」ではなく「担当業務だから考える」
同じ「事務職」という肩書きでも、1日の業務のほとんどが入力や転記である人と、調整や例外対応が中心の人とでは、今後の変化の大きさがまったく違います。自分の業務を振り返るときは、次の点を確認してみてください。
- 業務の大半が「毎回同じ手順の繰り返し」になっているか
- 例外対応や判断を求められる場面が、1日のうちどれくらいあるか
- 社内外の人との調整が、業務の中心を占めているか
繰り返しの入力作業が大半を占めている場合、その部分は今後AIやシステムに置き換わっていく可能性が高くなります。一方、調整や判断の比重が大きい場合、業務そのものがなくなる可能性は低いと考えられます。
経理事務についても同様で、請求書の読み取りや仕訳の下書きといった定型処理と、税務判断や経営層への説明といった業務とでは、変化の受け方が異なります。
SONOSAKIではこう考える
SONOSAKIでは、「事務職」という職種名だけで将来性を判断しません。同じ事務職でも、入力・転記が中心の業務か、調整・判断が中心の業務かによって、今後の変化の幅は大きく異なります。求人を見るときも、募集要項に書かれた職種名より、実際にどんな業務が中心になっているかを確認することを重視しています。
転職を考える場合
未経験から事務職への転職を考えている場合は未経験転職が不安な人へ|失敗しないために確認したい6つのこと、AI全般への不安から今の仕事を見直したい場合はAIに仕事を奪われそうで転職を考えている人へ|今、仕事を変えるべき?も参考になります。自分の経験にAIをどう組み合わせられるかという視点はAI時代、今まで身につけたスキルは無駄になる?これから伸ばすものの考え方で解説しています。働きやすい会社の特徴を求人票から見極める方法は働きやすい会社の特徴とは?求人票や面接で見極める7つのポイントにまとめています。
よくある質問
資格があれば事務職の将来は安心ですか。
資格そのものより、日々の業務の中でどんなタスクを担当しているかの方が重要です。資格を取っても、業務内容が入力中心のままであれば、変化の影響は受けやすくなります。
未経験から事務職を目指すのは、これからは厳しくなりますか。
入力中心の求人は減っていく可能性がありますが、調整力や対応力が求められる事務求人は今後も必要とされます。応募前に、求人票の業務内容欄がどこまで具体的に書かれているかを確認してみてください。
この記事の要点
- 事務職という職種そのものが一律になくなるとは言えず、変わるのはタスクの比重
- 入力・転記・定型文書作成・定型対応は変化しやすく、例外対応・調整・責任判断は変化しにくい
- 職種名ではなく、自分が担当している業務の中身で今後を判断する
- SONOSAKIでは、職種名だけでなく実際の業務内容を見て将来性を判断している
- 今の事務経験を活かせそうな仕事や求人があるか知りたい場合は、そのままLINEで職歴を送ってください