頑張るのをやめたら評価が下がりそうで怖い|力を抜けない人が確認したいこと
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今のペースで頑張っても、状況が変わらないことは、もう分かっている。
それでも、少し力を抜こうとすると、手が止まる。
「ここで手を抜いたら、今より評価が下がるかもしれない」
そう思うと、結局いつも通り全力でやってしまう。
結論
頑張るのをやめることへの怖さは、意志の弱さではなく「今より状況が悪くなるかもしれない」という損失を避けようとする、人に備わった自然な心理です。まず確認したいのは、力を抜くべきかどうかではなく、今の頑張りが実際に評価にどう反映されているかです。
なぜ「頑張るのをやめる」ことがこんなに怖いのか
人は、同じ大きさの利益と損失があるとき、損失の方を強く避けようとする傾向があります。行動経済学ではこの傾向は「損失回避」と呼ばれています。用語はここで一度触れるだけにして、以降は「悪くなることを避けたい気持ち」という言い方にします。
出典:Kahneman & Tversky「プロスペクト理論」(1979年、行動経済学の基礎的知見として広く引用される)
頑張りを減らして評価が上がることは考えにくくても、頑張りを減らして評価が下がることは想像しやすい。この非対称さが、「変わらないと分かっていても、頑張りをやめられない」状態を作っています。
実際に何が起きるかは、3パターンに分かれる
力を抜いたときに実際に何が起きるかは、今の頑張りがどう評価されているかによって変わります。
①頑張りが評価にきちんと反映されているケース
↓
力を抜くと、評価は実際に下がる可能性がある
②頑張っているのに、上司から見えていないケース
↓
力を抜いても、評価はもともと変わらない
③評価基準が努力量そのものではないケース
↓
力の入れ方を変えても、評価への影響はほとんどない
あなたの頑張りは、今この3つのどれに当てはまりそうですか。①だと思い込んでいても、実際には②や③だったということは珍しくありません。
見分けるために、今日確認できること
- 直近の評価面談で、具体的に何を評価されたか思い出せるか
- その評価は「作業量」だったか、それとも「成果・結果」だったか
- 同じ量を頑張っていない同僚と、評価に実際の差があるか
- 上司に、今の頑張りが伝わっている実感があるか
これらがはっきり答えられない場合、多くは②か③のケースです。つまり、頑張りを減らす前に、まず「今の頑張り方が、そもそも評価されているのか」を確認する方が先になります。
力を抜いていいのか、 まだ頑張るべきなのか、 自分では判断がつかない。
そんな段階でも相談できます。
転職を前提にしなくても大丈夫です。 今の頑張りが何に向かっているのか、一緒に整理します。
半年前と比べて、何が返ってきましたか
半年前より、任される仕事は増えましたか。
それとも、頑張る量はそのままに、期待だけが増えていませんか。
もしこの状態があと1年続くとしたら、今と同じペースで頑張り続けますか。
SONOSAKIではこう考える
SONOSAKIでは、頑張りを減らすことを「手抜き」ではなく「力の配分を見直すこと」と考えます。評価に反映されていない頑張りを続けることは、本人の努力量を増やすほど、会社との認識のズレも一緒に大きくしてしまうことがあるからです。
力を抜くこと自体を目的にする必要はありません。確認すべきなのは、今の頑張り方が「評価される場所」に向いているかどうかです。向いていないなら、力の入れ方を変えることも、環境を変えることも、どちらも対等な選択肢です。
次に確認したいこと
→ 頑張っても報われない原因を、自分・上司・制度・会社の構造に分けて整理したい 頑張りすぎて疲れた、もう頑張りたくないと感じたら
→ 自分の努力と会社の評価基準がズレていないか確認したい 頑張っても評価されないと感じたら|自分の努力と会社の評価基準の「ズレ」を確認する方法
→ 評価してくれる会社と、そうでない会社の違いを知りたい 評価してくれる会社の見分け方|求人票と面接で確認すべきポイント
→ 気力そのものが尽きかけている感覚がある 頑張っても変わらないと気づいてから、働く気力がなくなった
→ 頼まれる仕事が増えるのは期待されているからか、都合よく使われているだけか知りたい 仕事を任されるのは、期待されているから?それとも断らないだけだから?
今の頑張りが評価される場所に向いているか、自分だけでは判断がつかないこともあります。今の状況をLINEで聞かせてください。今の会社で頑張り方や役割を見直す余地があるのか、それとも評価の仕組み自体が合っていないのか、対等に整理したうえで、必要であれば求人のご紹介もできます。