転職の年収交渉、何をどう伝えればいい?|言い出しにくさと、確認しておきたいこと
コラム一覧へ戻る転職の年収交渉、何をどう伝えればいい?|言い出しにくさと、確認しておきたいこと
内定が出た。
うれしい気持ちの一方で、提示された年収が、思っていたより少し低い。
でも、ここで年収の話を切り出したら、印象が悪くなるのではないか。
結論
年収交渉は、印象を悪くする行為ではありません。伝え方の順番を間違えなければ、多くの会社は交渉されること自体を想定しています。ポイントは、希望額だけを伝えるのではなく、その根拠とセットで伝えることです。
なぜ「言い出しにくい」と感じるのか
年収交渉に抵抗を感じる人の多くは、「お金の話をする=欲張っていると思われる」という思い込みを持っています。
しかし、企業側にとって、内定後の条件交渉は珍しいことではありません。採用担当者は、多くの候補者との条件交渉を経験しています。
言い出しにくさの正体は、相手の反応が分からないという不安であることがほとんどです。伝え方の型を知っておくだけで、その不安は小さくできます。
何を、どの順番で伝えるか
①感謝と入社意欲を先に伝える
↓
「このオファーをいただけたこと、大変嬉しく思っています」
②希望額を、根拠とセットで伝える
↓
「前職での経験・実績を踏まえ、〇〇万円ほどご検討いただくことは可能でしょうか」
③会社都合への理解も添える
↓
「難しいようであれば、他の条件面でのご相談も含め、率直にお聞かせいただけますと幸いです」
希望額だけを主張すると、単なる値上げ交渉に見えてしまいます。「なぜその金額なのか」を、前職での実績や、担う予定の役割と結びつけて伝えることで、交渉ではなく確認として受け取られやすくなります。
タイミングと、確認しておきたいこと
年収交渉は、内定通知を受けた直後、正式な承諾をする前が基本のタイミングです。承諾した後に交渉すると、覆すことが難しくなります。
- 提示された年収に、賞与・残業代・各種手当が含まれているか
- 昇給のタイミングと、評価による昇給幅の目安
- 現年収を伝える場合、内訳(基本給・賞与・手当)まで整理してから伝えられるか
これらを整理せずに「今より上げてほしい」とだけ伝えると、根拠のない要求に見えてしまいます。
今回の内定で、 年収交渉をすべきなのか、 このまま承諾していいのか、 自分では判断がつかない。
そんな段階でも相談できます。
経歴や希望を聞きながら、 条件面の整理も一緒に行います。
SONOSAKIではこう考える
SONOSAKIでは、年収を転職の唯一の判断基準にはしません。年収に加えて、働く時間・人間関係・仕事内容・今後身につく経験・プライベートとの両立・本人の希望を合わせて見ることが、後悔しない転職につながると考えています。
年収交渉がうまくいったとしても、そのぶん働く時間が長くなる、任される役割が急に重くなるといった場合、それが本当に良い転職かどうかは別に確認が必要です。交渉は「上げられるだけ上げる」ことが目的ではなく、実績に見合った条件で入社することが目的です。
次に確認したいこと
→ そもそも今の給料が低いのは、会社の仕組みの問題か自分の問題か整理したい 頑張っても給料が上がらないのは、あなたのせいとは限らない|会社の賃金構造を見分ける視点
→ 内定をもらったものの、承諾するか迷っている 内定をもらったのに、承諾するか迷う|何を基準に決めればいいか
→ 転職回数が多い自分の経歴が、選考でどう見られるか知りたい 転職回数が多くても選考に通る人・通りにくい人の違い
→ 給与・待遇へのモヤモヤが、我慢すべきレベルか判断したい 給与・待遇にモヤモヤしたら|我慢すべきか判断する前に確認したいこと
年収交渉の伝え方に迷ったときは、実際の文面や状況をそのままLINEで見せてください。今回の内定内容が妥当な水準か、どう伝えれば角が立たないか、一緒に整理します。