「数字」以外の頑張りも評価してくれる会社を、面接でどう見分けるか
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結論から言うと、「評価制度がしっかりしています」という求人票の言葉では判断できません。見分けるには、面接で「数字に出ない貢献を、具体的にどう評価に反映しているか」を、実際の運用ベースで聞く必要があります。制度の有無ではなく、運用の実態を聞くことが分かれ目です。
後輩指導や調整役をこなすほど自分の数字が下がって評価が落ちる。この経験をした人が次の会社を選ぶとき、多くが「評価制度がしっかりしている会社」を探そうとします。しかし、求人票に書かれた「評価制度あり」「風通しの良い社風」だけでは、実際に数字以外の貢献を拾ってくれるかどうかは分かりません。
なぜ求人票の言葉だけでは分からないのか
「公正な評価制度」「頑張りをしっかり見る社風」といった表現は、ほぼすべての求人票に書かれています。制度が「存在するかどうか」と、「実際にどう運用されているか」は別の話です。評価シートに項目があっても、実際の評価面談でその項目が本当に見られているかどうかは、入社してみないと分からないことが少なくありません。だからこそ、面接の場で運用の実態を確認する質問が必要になります。
面接で確認したい質問
次の質問は、圧迫的にならない範囲で、面接の逆質問として使えます。
- 「後輩の指導やチーム内の調整に時間を使った場合、それは評価にどう反映されますか」
- 「個人の数字と、チームへの貢献の両方を見る場合、評価シート上ではどのくらいの比重になっていますか」
- 「これまで、数字以外の貢献で評価が上がった方の具体例はありますか」
3つ目の質問が特に重要です。抽象的な制度の説明ではなく、実際にあった具体例を聞くことで、運用の実態に近づけます。
回答パターンで見分ける
同じ質問への回答でも、内容によって運用の実態が見えてきます。
【具体的に答えられる会社】
質問:数字以外の貢献で評価が上がった例は?
回答:「後輩3人を独り立ちさせたメンバーが、
半期の評価で加点対象になった実例があります」
↓
評価シートの項目が、実際の評価面談で使われている
【抽象的にしか答えられない会社】
質問:数字以外の貢献で評価が上がった例は?
回答:「もちろん見ています。頑張りは
ちゃんと評価する文化なので」
↓
制度としては存在しても、運用実態が見えない
具体的な人物像や場面まで答えられるということは、その会社で実際に評価反映の事例が積み重なっている証拠です。逆に「文化として大事にしている」という抽象的な言葉だけで終わる場合、制度はあっても運用されていない可能性があります。
面接だけで、すべてを見抜けるわけではない
ここまでの質問を使っても、面接だけで会社の評価制度や職場の雰囲気を100%見抜くことはできません。面接官がその場では正直に答えていても、実際の運用が現場の上司ごとに違うこともあります。
見分ける精度を上げるには、面接一つに頼らず、次の情報を組み合わせて判断することが現実的です。
- 求人票に書かれている評価制度・昇給の仕組みの具体性
- 面接で得られる、運用の実例を含む回答
- 可能であれば、社員の口コミや、その企業の公開情報(離職率、平均勤続年数など)
一つの情報源だけで判断せず、複数の情報を重ねて見ることで、入社後のギャップを減らせる可能性が上がります。
SONOSAKIではこう考える
SONOSAKIでは、評価制度を「あるかないか」ではなく「具体例を挙げて説明できるかどうか」で見るべきだと考えています。人事担当者が制度の説明はできても具体例が出てこない場合、その制度はまだ形式的な段階にとどまっている可能性が高いためです。面接という短い時間の中でも、この質問一つで運用の実態にかなり近づくことができます。
面接でどう聞けばいいか、 自分では言葉にしにくい。
そんな段階でも相談できます。
これまでの経緯を聞きながら、 その会社に合わせた質問の仕方を一緒に考えます。
入社後、実際に確認できること
入社後は、次の点を早めに確認しておくと、同じ状況を繰り返しにくくなります。
- 評価面談で、後輩指導やチームへの貢献について実際に触れられるか
- 評価シートの項目に、個人の数字以外の項目が実際に存在するか
- 直属の上司が、その項目をどう運用しているか(部下の話を聞いているか)
入社してすぐに違和感があれば、それは我慢すべきサインではなく、確認すべきサインです。
一人で見抜けない部分は、一緒に確認する
求人票・面接・公開情報を組み合わせても、会社の評価制度や職場の雰囲気を自分だけで正確に判断するのは簡単ではありません。特に、今の職場で何が合わなかったのかがまだ整理しきれていない場合、次の会社で何を確認すべきかも曖昧になりがちです。
SONOSAKIでは、今の希望や、これまでの職場で合わなかった点を聞いたうえで、必要であれば実際の求人・企業も一緒に探すところまで対応しています。面接で聞くべき質問も、応募先の会社に合わせて一緒に考えられます。転職を決めていない段階からでも相談できます。
今の状況を振り返っておく
次の会社を選ぶ前に、今の職場で何が起きていたかを整理しておくと、面接での質問もより具体的になります。後輩指導や調整役までしているのに評価されない|「数字」に出ない頑張りが消える理由で、自分に起きていたことの構造を確認できます。上司に伝えても変わらなかった経験がある場合は、評価されない会社に見切りをつけるべき?|伝えたのに変わらなかったときの判断基準も参考にしてください。
より一般的な評価制度の見分け方は、評価してくれる会社の見分け方|求人票と面接で確認すべきポイント、働きやすさ全般の基準は働きやすい会社の特徴とは?求人票には書かれない職場環境の見極め方でも扱っています。
よくある質問
この質問をすると、印象が悪くなりませんか
具体的な事例を尋ねる質問は、意欲的な応募者として受け取られることがほとんどです。抽象的な不満をぶつける聞き方ではなく、「制度の運用実態を知りたい」という姿勢で聞けば、マイナスに働くことは多くありません。
面接官が具体例を答えられなかった場合、それだけで見送るべきですか
一つの材料として扱ってください。面接官自身がその立場を経験していない場合、答えられないこともあります。他の質問(残業時間、離職率など)と合わせて総合的に判断することをおすすめします。
数字に出ない頑張りをきちんと拾ってくれる会社かどうかは、聞き方次第でかなり近づけます。気になっている会社があれば、その会社に合わせた質問の作り方から、そのままLINEで相談してください。